2009年9月20日 (日)

周公旦/酒見賢一(単行本)。

陋巷に在りを読んだついでにこちらも。

サラサラっと書いた感じの本で、
サラサラっと読めました。

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2009年9月15日 (火)

論語抄/陳舜臣(文庫本)。

先週の土曜日、散髪帰りに明屋に寄ったら、
この本を見つけた。文庫本の新刊で平積みされてた。

ちょうど、陋巷に在り全13巻を読み終わる頃で、
孔子とか顔回ほか、論語の登場人物がありありと脳内に。
陳舜臣の解説もおもしろくて、一気に読んだ。

論語そのものもやけど、
その時代背景とか登場人物がおもしろいねー。

論語の一部を紹介しているだけなんやけど、
今の日本語に引用されている言葉や言い回しの多さに驚いた。

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2009年9月12日 (土)

龍馬/津本陽 全5巻(単行本)。

調べたら、一巻が出たのは8年も前になるのか。
この本が発刊された時から買いはじめ、
しかし読まないまま本棚の隅に。

NHK大河「龍馬伝」の前に読んでおこうと思い立ち、
やっと今年になって読了。

しかし、おもしろくなかったで。
龍馬の小説って意外に少ないがよね。
で、期待しちょったに、これ。

とにかく読みにくい。
後の方は、書状の引用が多すぎ。しかも原文。
歴史資料を検証していくならいくでええけど、
中途半端にフィクションが混ざっていて、バランスが悪すぎ。

方言も多用していて、
高知の方言わからん人にはつらいと思う。

作者は龍馬のことが好きじゃないんやろね。
龍馬に対する好意的なものが感じられない。
お龍との情愛だけが、生々しい。

最期までおもしろくなかった。

この本を読んで良かったのは、いろは丸事件のところだけ。

この部分は実情に近いものが書かれているんだろうと思われる。
龍馬の恫喝に屈した大洲藩と紀州藩が気の毒やった。
実際の龍馬の人物像もこんな感じなんやろね。
近寄ったら、利用されるかだまされそう。

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2009年3月 4日 (水)

ポスト・オフィス/チャールズ ブコウスキー(文庫)。

チャールズ・ブコウスキー初の自伝長編作、らしい。

ポスト・オフィス (幻冬舎アウトロー文庫)

郵便作業員の激務に悪態をつきながら、
酒と競馬と女に溺れる日々。

パラパラっと一気に読めるけど、
期待したほどおもしろくなかった。

ただ、不思議と少し爽快な読後感。

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2009年2月25日 (水)

日露戦争 勝利のあとの誤算
/黒岩比佐子(新書)。

だいぶ前に買って、
最初の方だけ読んでほっといた本の一冊。

日露戦争 ―勝利のあとの誤算      文春新書
黒岩 比佐子
文藝春秋
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意外におもしろかった。

坂の上の雲では描かれなかった部分。
ポーツマス条約前後の新聞報道から、
日比谷焼打事件へ至る流れがおもしろく読めた。

だいたい焼打事件自体を知らんかったし。

発禁処分とか、国家の権力乱用かと思ったら、
新聞も新聞でむちゃくちゃやし、仕方ない面もあるねー。

乃木希典、児玉源太郎、東郷平八郎ら、
日露戦争で名を馳せた人たちはほとんど出てこないが、
日本国内では、桂太郎の手練手管が光ってます。

浅い知識ながら、
まったく知らなかった歴史のピースが、
頭の中にパコリとはまった感じで、いい読後感。
ただし、理解度は低い。

池辺三山という人のことが若干わかった。
幸徳秋水のことをもうちょっと知りたいね。

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2008年12月29日 (月)

わが屍は野に捨てよ 一遍遊行/佐江衆一(単行本)。

前に、いっぺんの欠片を見てから、
一遍という人のことが知りたくて、この本を読んだ。

わが屍は野に捨てよ―一遍遊行 (新潮文庫)
佐江 衆一
新潮社
売り上げランキング: 149414

短い本なので、一遍の心情を深く洞察してないけど、
一遍の人生の概略をつかむことができて良かった。

熱狂的な踊り念仏など、
現在のライブツアーに似通ったものがあるような。

一代聖業(しょうぎょう)みなつきて
南無阿弥陀仏になりはてぬ

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2008年11月 2日 (日)

弥次喜多 in DEEP/しりあがり寿(マンガ)。

読破。
このマンガはすごかった。
手塚治虫文化賞の名に恥じない。

弥次喜多in DEEP (8) (ビームコミックス)

5巻から後くらいが怒涛。
なんと言ったらいいかわからないけど、とにかくすごかった。

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死にカタログ/寄藤文平(単行本)。

企画倒れな感じやけど、売れたんやろね。

死にカタログ

「死」という語りにくいテーマをあえて選び、
コミカルな絵で、おもしろおかしく書くんだけど、
テーマがテーマだけに内容が軽すぎるのと、
なにを意図しているのか不明。

対談形式にして研究者や学者の文章を載せて、
挿絵的に絵で説明するとかならいいと思う。

偉人の一生を絵に表しているのはおもしろかった。
でも、それだけだ。

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2008年10月21日 (火)

方舟/しりあがり寿(マンガ)。

少し前に読んだマンガ。

しりあがり寿の真夜中の弥次さん喜多さん
弥次喜多 in DEEPを呼んでいる途中。

同じ、しりあがり寿ということで、これも読む。

方舟

いや、おもしろかった。

日本中に降りやまぬ雨。やがてむかえる美しい終末。

映画化したら、20世紀少年なんかより
おもしろくできるんじゃないだろうか。

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2008年10月 7日 (火)

komomo/小桃(著)、荻野NAO之(写真)。

外国で生まれ育った女の子が、
日本文化に深い興味を持ち、やがて一念発起。

京都で、舞妓から芸妓へと
成長を遂げていく過程を綴った文章と写真集。

komomo 日本語版

最近?英語に訳されたそうで、
その紹介記事が新聞に載っていて、
面白そうだなと思って手に取ってみた。

日本人が日本のことを知らない、
というのはよく言われますが、
たしかに、舞妓と芸妓がどう違うかなんて知りません。
(芸妓の見習いが舞妓さんなんやって。)

普通の少女が舞妓として成長していく過程と、
全く覗いたこともないし、これからも見ることがないだろう、
舞妓さんの世界が垣間見える写真集。
被写体である小桃さん本人の文章が載ってるし、
すごくおもしろく読めた。一気に読んだ。

いつ廃れてしまうかわからない日本の伝統美。
白粉を塗る首筋とか、うつくしすぎる。。。

話は変わるけど、緒形拳さんが亡くなって、悲しいね。

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2008年10月 1日 (水)

真夜中の弥次さん喜多さん
/しりあがり寿(マンガ)。

NHKのトップランナーを
ビデオ(DVDじゃない)に撮って見てるんですが、
わりと楽しみにしてた、しりあがり寿の回が、
福田総理の辞任騒動で時間がずれていたらしく、
途中までしか撮れてなくて、ショック。。。

でも、よく考えてみると、
しりあがり寿という人のマンガ読んだことなくて、
(朝日新聞を前にとってたので、四コマは読んでた)
ほぼ日とかのメディアに出てるのを見て、
なんとなく好きになってるだけだった。

で、読んでみようとおもって、
「真夜中の弥次さん喜多さん」から読み始めた。

真夜中の弥次さん喜多さん (1) (Mag comics)

で、今は、その続編。
「弥次喜多 in DEEP」を読んでいるところ。

弥次喜多in DEEP (1) (ビームコミックス)

このマンガ。
ただ、おもしろいとかおもしろいとかですまされないような。

深いというか、怖いというか。
わけのわからん代物でした。

しりあがり寿という人は、想像していたよりすごいみたい。

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2008年6月30日 (月)

生きて死ぬ私/茂木健一郎(文庫本)。

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生きて死ぬ私 (ちくま文庫)


トップランナーをいつも見ているので、

茂木さんの本が読んでみたくなって手にとったのがこれ。


10年くらい昔の本でした。

30歳代と、若いころの茂木さんのエッセイ。


臨死体験について書いてあるところはちょっと面白かった。

けど、全体に中途半端な感じ。

もっと、最近のを読んでみよう。そのうち。


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2008年6月19日 (木)

水木しげるのラバウル戦記/水木しげる(単行本)。

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水木しげるのラバウル戦記 (ちくま文庫)

↑これは文庫本


水木さんが戦争の一場面を描いた絵と、

その解説文章からなる戦記です。


戦後、発表するあてもなく描いたものや、

戦場にてスケッチしたものなどが含まれてます。


戦記といえども、悲壮感がほとんど感じられないのは、

水木さんの性格によるものか、文体によるものか、

それとも、苦闘の日々を乗り越えた者だからこそ、

その過去を懐かしむことができるのか。


さらっと読める本です。

もっと文章が多くても良かったのにね。


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2008年6月12日 (木)

もう牛を食べても安心か/福岡伸一(新書)。

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もう牛を食べても安心か (文春新書)


BSE(狂牛病)騒動があった頃に出版されたんだと思うけど、「もう牛を食べても安心か」という人の目を引くタイトルになっているのは新書ならではの印象。

内容は冷静な文章で、読みやすい。ただし、専門的でめんどくさいところも多いので、斜め読み。

著者の福岡さんは、テレビでの語り口が穏やかで好感を持った。分子生物学では常識なのかもしれないが、僕らの身体(生まれてから死ぬまでつきあっていくこの入れ物)が、分子レベルでは常に入れ替わっているということ。今日の自分と、一年後の自分は、全く別の分子からできているということですよね。

生体を構成している分子はすべて高速に分解され、食物として摂取した分子と置き換えられている。だから私たちの身体は分子的な実体としては数ヶ月前の自分とは全く別物になっている。環境は私たちの身体を常に通り抜けているのである。その流れの中で、私たちの身体は変わりつつ辛うじて一定の状態を保っている。(シェーンハイマーの言う「動的平衡」)

人はなぜ食べなければならないのか。

肉体というものは、分子のレベルでは、たまたまそこに密度が高まっている、分子のゆるい「淀み」でしかない。しかも、それは高速で入れ換わっている。この回転自体が「生きている」ということであり、常にタンパク質を外部から与えないと、出ていくタンパク質との収支が合わなくなる。

いろいろメモしておきたいけど、めんどくさいので、詳細は書きません。

狂牛病の原因として、草食動物である牛に肉骨粉というエサを与えることで共食いをさせたことが挙げられている。

こういう科学的な文章を読むと、牛を食べる気にならないし、遺伝子組み換えした食物もそう。

遺伝子組み換え品種については、通常品種に対する汚染が深刻化しているようで、日本でも食用油や飼料用に輸入された組み換えナタネが搬入途中でこぼれ落ち、植え込みなどに自生している例があるそうです。(これは新聞に載っていた)

文章の中では、臓器移植は蛮行であるとされていて、これも目からウロコ。ドナーカードとか、いいことだと思っていたけど(もちろん人の命を救えるという意味ではいいことなのだろうけど)、生物学的には非常な蛮行といえることになる。と。究極のカンニバリズムと言われりゃそりゃそうだ。

思ったのは、科学の発達で日々新しい便利な食物が開発されて、それを食べている我々なわけです。実際に口に入れないとしても、食物連鎖の中に、自然にないものが混入しているのだから、なんらかの影響があるかもしれない。将来的には、抜き差しならない状況に追い込まれることになるのかもしれないなぁ。だからといってどうしようもないんですが。

新書としては、とても読みごたえがあるし、知的好奇心が刺激されていいです。


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2008年6月 7日 (土)

水木さんの幸福論/水木しげる(単行本)。

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水木サンの幸福論―私の履歴書 特別付録『ゲゲゲの鬼太郎』第1話(コミック誌「ガロ」掲載分を復刻収録―全45ページ)付


この前読んだ「ねぼけ人生」が

面白かったのでこちらも読んでみた。


なんか無理やりつくったような本でした。

前の方で、水木さんの幸福論をチラッと書いて、

後は、「ねぼけ人生」の文章を簡素化したようなエッセイ。

しかも、「ねぼけ人生」のほうが詳細な記述で断然おもしろい。


手塚治虫氏について書いたところだけおもしろかった。

生き方が、ぜんぜん違いますもんね。

(手塚氏が水木さんについてどう思っていたかも気になるところ)

→ wikiの手塚治虫

(手塚さんらしいね。水木さんとの逸話がのってます)


おまけのように、水木さんたち三兄弟の座談会があって、

最後に、「ガロ」に掲載されたという「ゲゲゲの鬼太郎」1話が収録。


鬼太郎1話はよかった。

子供のころに立ち読み?したのか、

目玉のおやじが生まれるシーン。

(腐った顔から、目玉がドロッと垂れ落ちてくるところ)

子供心に非常に強烈だったので、記憶に刻み込まれてます。


鬼太郎は、アニメで時代を経るに従って、

かわいらしい(かっこいい)ヒーローになってますが、

この漫画では、おどろおどろしくていい。

P1060944

(↑墓場から生まれた直後の鬼太郎)

不憫。そして、ちょっとだけかわいい。


水木さんは、今の鬼太郎(人間贔屓で勧善懲悪)について、

過去の作品とはだいぶ人格が変わっているのに、

別に不満を持っていらっしゃらないようで、

あれ(初期のストーリー)じゃ売れないよね。とまで言っている。

今の鬼太郎を楽しんでいるようです。

どういう形であれ、自らの極貧を退治してくれた

鬼太郎をはじめとするキャラクターに、

感謝の念を持っていて、こういうおおらかさも幸福ですね。


四国ブログランキング(鬼太郎に萌えはいらないと思う。)


↑貸本時代の作品も復刊されてます。

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2008年6月 2日 (月)

ねぼけ人生/水木しげる(単行本)。

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ねぼけ人生」というねぼけたタイトル。

鬼太郎の作者として高名な水木しげるさんのエッセイです。

たぶん、ネットでこの本の評判を目にして、Amazonのウィッシュ・リストに入れていたんだと思う。僕は、いつか読みたいなと思った本は、Amazonのリストに入れておくことにしています。

この本、すごくおもしろかった。いままで読んだエッセイではいちばんおもしろいのじゃないかと思う。水木さんの子供時代から、戦争体験、貧乏時代、どれも面白い。ねぼけ、ねぼけと自分で言うが(たしかにねぼけているが)、やっぱり才気はあったんだろうね。行動力もあるし、いい意味でのマイペース。

鬼太郎をはじめ、水木さんの漫画はあまり読んだことないですが、ちょっといろいろ読んでみたくなりました。でも、漫画はめんどくさいので、本を読もう。他にもいろいろあるようなので。

あの池上遼一が水木さんのアシスタントだったことを初めて知りました。絵のタイプが全然違うけど。


四国ブログランキング(また境港に行きたくなった。)


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2008年5月29日 (木)

これが正しい温暖化対策/杉山大志(単行本)。

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これが正しい温暖化対策


 このところ、毎日のようにメディアで報道されている排出量取引について、日本では導入すべきでない、とはっきりと書かれている。

 いくつかの理論と現実を対比して、排出量取引の無効性をあげており、そのまとめとして、

①排出権市場は優れた成果を上げていない(日本の省エネ政策措置のほうが実績あり)。

②排出枠を設けたとして、排出が減る部門が思い当たらない。

とのこと。

排出量取引というものに、常々疑問を持っているので、反対意見が読めたことはよかった。


四国ブログランキング(環境問題は難しい。)

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2008年5月 9日 (金)

「温暖化」がカネになる/北村慶(単行本)。

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「温暖化」がカネになる


経済の面から、環境問題(特に排出権)について、書かれている本。

著者の視点が冷静で、ことさらに環境問題をあおっていないのがいい。

排出権取引というのは、非常にわかりにくい制度であるが、おぼろげながらその内容がつかめた。


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手にとるように地球温暖化がわかる本/村沢義久(単行本)。

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手にとるように地球温暖化がわかる本


温暖化そのものよりも、その対策となる新技術なんかに多くのページを割いている印象。題名からすると温暖化問題の入門本のようですが、内容はちょっと違います。

気象メカニズムは複雑で予測が難しいとしながらも、温暖化により起こりうる被害を並べたてて、危機感をあおっている感じ。

ただし、温暖化のプラス面にも触れているのは好印象。

パラパラとしか読んでませんが。


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2008年5月 2日 (金)

竹光侍(4)/松本大洋・福永一成。

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竹光侍 4 (4) (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)


ついに瀬能の出自が明らかになった4巻。

おもしろいねー。


松本大洋の画は、研ぎ澄まされているというか、

調子が出てきた感じでしょうか。凄味を感じる。

ストーリーもいい。


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2008年4月17日 (木)

栄花物語/山本周五郎(単行本)。

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栄花物語 (新潮文庫)


山本周五郎の「栄花物語」。


田沼意次のことが書かれているとのことで、読んでみた。


前に、山本周五郎の本を読んだのは、もう10年が経つ。

たしか学生時分に、「さぶ」と「青べか物語」を読んだ。

「さぶ」には、いたく感動した記憶がある。


登場人物のそれぞれが複雑怪奇に入り組んだ人情時代劇。

人間が汚れたからなのか、

それほどの感動はなかったけど、まぁ、おもしろかった。


激動の日々に打ちひしがれ、

最期は思考停止してフラフラになって、運命を受け入れる。

みんな、そんな感じですね。


登場人物の台詞には含蓄がある。


なかでも、田沼意次には感情移入してしまう。

正しいことを行おうとしても、

既得権益を守ろうとする政治家、

無知なる姿勢の人々の賛同は得られず。

悲哀の中、朽ちていく意次。

これは、つらい。。。


信二郎がどうなるのか。

先へ先へ読み進めていくうち、

スパッと切れ味鋭い、しめくくり。

なんともいえない読後感。


人情もの時代小説を読んだ後、

この、なんともいえないモヤモヤが残るのは、なんでだろう。


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2008年4月15日 (火)

美しき日本の残像/アレックス・カー(単行本)。

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美しき日本の残像 (朝日文庫)


あんまりおもしろくなかった。

美しき日本の残像」って題名だから、ほぼ失われつつある古き日本の原風景を、政治的経済的な背景などから批判、それに代わる対策などを論じていくのかなという期待だったんだけど、まぁ、アレックス・カー氏が自らのこれまでの人生や生き様なんかをエッセイ風に書いているという感じです。

続きを読む "美しき日本の残像/アレックス・カー(単行本)。"

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2008年3月29日 (土)

トランクの中の日本/ジョー・オダネル(大型本)。

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トランクの中の日本―米従軍カメラマンの非公式記録


トランクの中の日本―米従軍カメラマンの非公式記録」。


終戦直後の日本。

従軍カメラマン、ジョー・オダネルが、

原爆や空襲による被害を撮影。

アメリカ人が目の当たりにした戦争の爪あと。


すべてが死滅し、瓦礫の山となった市街地。

田園風景が広がる景色。その海を埋める侵略軍の船。

米兵とともに笑顔で食卓を囲む不思議な光景。

(以外と笑顔の日本人の写真がある)


もっとも衝撃的なのは、被爆し、焼けただれた少年の背中。


そして、幼い弟の遺体を背負い、焼き場に来た少年。

直立不動、唇を噛みしめ、

潤んではいるが鋭い眼光が真っ直ぐに前だけを見る。


筆舌に尽くしがたいであろう、戦争による被害。

それを、雄弁に語る写真がある。

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2008年2月24日 (日)

話し言葉で読める「蘭学事始」
/杉田玄白著・長尾剛訳。

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話し言葉で読める「蘭学事始」 (PHP文庫)


「解体新書」の著者として名高い杉田玄白。

その杉田玄白が、最晩年の83歳のとき。

自らの人生と、蘭学のかかわりを回想して、

文化12(1815)年に、「蘭学事始」を書き記した。


その「蘭学事始」を、現代語訳(話ことば)に訳して

読みやすくしたのが本書です。


たしかに読みやすい。読みやすすぎるくらい。

杉田玄白が、カタカナ英語をしゃべるのには、ちょっと興醒め。


オランダ語のことを、何も知らず、

「ターヘル・アナトミア」の日本語訳に取り組んだ彼らの苦労。

玄白が言うには、

「櫓も舵もない船で大海に乗り出した」という状態。

この苦労は、みなもと太郎「風雲児たち」を読むとよくわかる。


「解体新書」には、名前が出てこないが、

訳者のリーダーであった前野良沢のことが、

この本によって、世に知れわたったらしい。

他にも、玄白の周辺を彩る人々の名が数多く出てくるため、

歴史を知る意味でも、大きな価値があります。


続きを読む "話し言葉で読める「蘭学事始」
/杉田玄白著・長尾剛訳。"

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伊予小松藩会所日記/増川宏一(新書)。

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伊予小松藩会所日記 (集英社新書)


これは小さな藩の記録である。

城も無い、正式な武士は僅か数十人、藩内の人口は一万人余、面積も人口も現在の村か町と同じ規模の藩である。


伊予小松藩の家老の手により書かれた「会所日記」。

150年以上にわたる膨大な量の政務の記録が、それ。

「会所日記」を紹介しつつ、

当時の小松藩の様子を垣間見せてくれる本です。


ストーリー性はないので、面白味には欠けますが、

当時の人々の生活がうかがい知れます。


小藩ならではのことなのか、

いろいろ細かいこと(駆け落ち、刃傷沙汰、盗み、酔っ払い)が、

記録として残されていて、当時の人もなにをやってんだか、と。

また、厳しい財政状況のなか、

藩士の碌がどんどん削られていく様子も。

その、碌の減り方は異常。八割引きとか。。。

華やかな暮らしは望むべくもなく、苦労が身にしみるような藩運営。


文末は、明治維新の戊辰戦争への従軍。

徳川慶喜征伐のため越後へ出兵。戦死一命の記録もあり。


一同は御館の大庭に繰込み、労いの御言葉をいただき、御盃を頂戴して解散する。

御倹約を厳しく仰せ出されているが、このたびの凱旋は特別なことなので、各人が悦んでいいとのご沙汰であった。


最初にして最後の出兵で勝利をおさめ、帰郷したときには、

年号が明治になっていたそうです。

明治政府を手助けしたのはいいんですが、

その後の廃藩置県で小松藩は消滅。少しさびしい。

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2008年2月20日 (水)

風雲児たち/みなもと太郎(コミック)。

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風雲児たち (1) (SPコミックス)


2~3年前に、10巻まで買って読んで、

そのまま放置していた「風雲児たち」を、再読。


やっぱり。むちゃくちゃ、おもしろい。


作者・みなもと太郎。

幕末のことを書こうとしたのが、

幕末に至る歴史の流れのおおもとは、関ヶ原にあると理解し、

そこから書き始めたため、

これだけの超大作(まだ続いている)になっているのです。


今、田沼意次のあたりを読んでいますが(8~9巻)、

Amazonで、持っていなかった11~15巻も購入。今日、届いた。


時間をかけて読みこみたいけど、

続きが気になって、気になって。


30年前の絵のギャグマンガですが、

とりあえず、手にとって読むべき。

歴史にたいする認識が多いに深まるし、

なにより、おもしろいから。


キラ星のように輝く風雲児たちですが、

保科正之、平田靱負、林子平など、

あまり有名でない人物に光をあてているのも、すばらしい。


平賀源内、田沼意次、などの有名どころも、

うまく描かれていて、感動する。


どんな幕末になるのか、楽しみでしかたない。


(↑こっちは幕末編)

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2008年2月 3日 (日)

伊達の黒船/司馬遼太郎。

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伊達の黒船、どいう題名の短編が、

司馬さんの本、「酔って候」におさめられてます。


酔って候<新装版> (文春文庫)


この本、昔に読んだことあると思うけど、内容を全く忘れてる。

宇和島伊達藩を舞台にした「伊達の黒船」を読み返してみた。


幕末に、四賢候のひとりとうたわれた、

宇和島藩主・伊達宗城(むねなり)。

(この前、大河ドラマにも、ちょこっと出てましたね)


主役は、その宗城ではなく、

宗城の思いつきで、見も知らぬ蒸気船建造をまかされた、

嘉蔵という名の最下級の平人。


手先が器用だというだけで、その責を負い、

見よう見まねで、それらしきものを造り上げたという話。


さらりと読めて、おもしろい。司馬さんらしい。


「花神」の主人公、村田蔵六(大村益次郎)もちょこっと登場。

「花神」、読んでないので、読むのが楽しみになる。


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環境問題はなぜウソがまかり通るのか
/武田邦彦(ペーパーブック)。

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昨年、話題となった1冊。

なんか見たことあるような議論だと思ってたら、

だいぶ前に読んだリサイクル幻想と同じ著者なんですね。


環境問題はなぜウソがまかり通るのか (Yosensha Paperbacks (024))
武田 邦彦
洋泉社 (2007/02)
売り上げランキング: 248


近頃の新聞紙上では、環境問題、

特に温暖化関連の話題が載ってない日はありませんね。

テレビなどのメディアもしかり。


それらの日々叫ばれている環境問題に対する反論本です。


今朝の日経には、

「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の第四次報告書で、

温暖化論争は完全に決着した」とあり、

温暖化問題については、そのようなことになっているようです。


でも、新聞とかを見ていても、

温暖化ガスの問題には、腑に落ちないところが多い。


かといって、反論本を鵜呑みにはできず、

この本の内容も眉につばして読まないといけない感じではある。

ロジックがおかしかったり、データが少なかったり。


実際のところは、どうなのか。



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2008年1月28日 (月)

太陽の塔/森見登美彦(単行本)。

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太陽の塔


森見登美彦という人の本が売れているらしい。

以前、トップランナーに、出演していて、

その人柄がおもしろかったのもあり、読んでみた。

とりあえずは、デビュー作である、「太陽の塔」。


独特のテンポの良い文体で妄想を書き連ね、

面白みのある小説、なんだろうけど、

正直、全くおもしろさがわかりませんでした。


サラサラっと読めるので、

我慢して最後まで読んではみたけど、だめだった。

わけのわからないまま終わりました。

この人の小説が、自分に合わないということだけがわかった。


ところで、今日は、松山でも雪が降りましたね。


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2008年1月24日 (木)

街道をゆく 14 南伊予・西土佐の道
/司馬遼太郎(単行本)。

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『ワイド版』 街道をゆく 14 南伊予・西土佐の道


愛媛県の中予から南予地方について、

司馬さんならではの含蓄ある文章。おもしろい。


特に宇和島は、長崎とならんで、

司馬さんがいちばん好きな街なのだそうで、思い入れを感じさせる。


つい先日知った和霊神社の山家清兵衛の話もある。

(→ 宇和島、和霊神社の由来


宇和の開明学校、砥部の窯元、

大洲の臥龍山荘(タクシーが間違えて連れて行った武家屋敷)など、

行ったことがないので、機会があったら行ってみよう。

宇和島の神田(じんでん)川原も歩いてみよう。


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/司馬遼太郎(単行本)。"

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鉄コン筋クリート(コミック)。

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鉄コン筋クリート (1)


鉄コン筋クリート (2)


鉄コン筋クリート (3)


映画を観たあと、早速、マンガを読みなおし。

何年振りだろうか。かなり、忘れてた。


やっぱり、マンガの独特の雰囲気はいい。

アニメ版は、ちょっとおしゃれすぎる。


いちばん気になったのは、

クロが豹変してからラストまでは、マンガの方が断然よい。

アニメでは、クロの闇の部分がうまく出せてないし、

イタチのかっこよさも、もうひとつ。

ラストのクロの台詞(シロとの関係)もマンガがいい。

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2008年1月14日 (月)

生物と無生物のあいだ/福岡伸一(新書)。

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NHKでやってる爆笑問題のニッポンの教養というテレビ番組。あれ、面白いですね。

その番組で、この本の著者である福岡さんが出ていて、興味をひかれる内容だったので、この本を読んでみたわけです。

サイエンス系の本にしては、異例のバカ売れしているらしく、本屋では目立つところに平積みで置いてある。

内容は難解なんでしょうが、非常に平易に書かれていて読みやすい。文章を書くのが上手だと思います。全くの門外漢でも面白く読めました。

生物と無生物のあいだ (講談社現代新書 1891)

「生物と無生物のあいだ」という問いに対する答えは出ていないように思うけど、生物の神秘というのか、生命の内部に入っていくにしたがって途方もない小宇宙が広がっているような。子供の頃に感じた好奇心を呼び起こされる。果てがないねぇ。

生きている生命は、エントロピー(乱雑さを表す尺度)増大の法則にしたがって、絶えずエントロピーを増大させつつある。エントロピー最大=死であり、生物が行き続けけていくためには、秩序を守る必要がある。秩序は守られるために絶え間なく壊されなければならない。生命とは、動的平衡にある流れである。

とか、なんとか。

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2008年1月 4日 (金)

水滸伝(19)旌旗の章/北方謙三(単行本)。

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年末年始にかけて(年が明ける瞬間にも読んでいた)、

19巻を読み終わり、ついに北方水滸伝を読破。


長かった。


水滸伝〈19〉旌旗の章


しかし、おもしろかったですね。水滸伝。


水滸伝のお話自体、ほとんど知らず、

知識ほぼゼロの状態から読み進めましたが、楽しめました。

登場人物が多いのには、多少混乱しましたが。


ただ、水滸伝の最終巻となる、この19巻に関しては、

もっときっちりと終わらせてほしかった。

次作、楊令伝 への流れの途中といった感じで、

なんか読後感が悪い。終わったー、というのがない。


水滸伝の幕引きとして、梁山泊とは何だったのか。

自らの人生は何だったのか。宋江に語らせてほしかった。


呉用の死に様が、全く描かれていないのも、かなり不満。

嫌われ者のままで、死んでしまった。


楊令伝と合わせてひとつの作品と考えているんでしょうね。


楊令伝では、阿骨打が楊令とともに、宋を滅ぼし、ジ・エンドかな。


Web上にこういう記事↓が。

「水滸伝」19巻完結 北方謙三さん

そして主要なテーマは「国家権力や政治的正義とは何か」。「反権力の運動体が国を倒すとその瞬間に権力となってしまう。その無意味な連環は、人間の歴史の愚かさでは」と考え続けた。

これは、読んでいて感じましたね。

ハードボイルドから歴史、時代小説に活躍の場を広げてきた作家は、全共闘運動でゲバ棒を振るった団塊の世代にあたる。6年前、北方水滸伝をスタートさせた動機にも、若いころあこがれたキューバ革命のイメージがあったという。梁山泊は、強大なアメリカに対抗して革命を成し遂げたキューバ島。晁蓋(ちょうがい)、宋江という二人のリーダーは、ゲバラとカストロという構図だ。

そうだったのか。。。

晁蓋がゲバラか。。。

納得できるような、できないような。

確かに、いずれ二人は反目するだろう的な

描かれ方はしてましたね。

晁蓋が暗殺されなかったとすると、

宋江とは袂を分かつことになったのかな。んー。。。


こういうのも。→ 北方謙三インタビュー


あー、あと、替天行道も読まないと。


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2007年12月23日 (日)

水滸伝(18)乾坤の章/北方謙三(単行本)。

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えらく間が空いたけど、18巻を読了。

ついにあと1冊を残すのみ。


水滸伝〈18〉乾坤の章


この巻では、ついに楊令が梁山泊に合流。世代交代の息吹。

童貫と、梁山泊軍との闘いが本格化してきます。


以下、ネタバレメモ。


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2007年12月19日 (水)

龍馬を斬る―誰が龍馬を殺したか
/黒鉄ヒロシ(単行本)。

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黒鉄ヒロシが(たぶん)精力的に取り組んでいる

時代マンガのひとつ。


龍馬を斬る―誰が龍馬を殺したか


同じ黒鉄ヒロシの「坂本竜馬」「新選組」は

だいぶ前に読んだ(買った)んですが、

他にもいろいろ出てるんですね。


この本も、マンガならではの手法が数多くとられていて、

興味深く読めるところではあります。


作者が高地県人ということで、

龍馬のしゃべる方言も、そのまんま。

(高知弁のわからない人には、意味わからんでしょう)


いちばん気になったのは、

龍馬の知己であった岩崎弥太郎の日記。

これが、竜馬暗殺の前後だけ、公開されていないそうです。

なにが書かれているんだろうか。


あと、黒鉄ヒロシが高知で有名な酒蔵・司牡丹の

親類だということもはじめて知った。


今日、本屋で立ち読みしてたら、

明治時代の一時期、

四国には愛媛県と高知県の二県しかなかったことを知った。

そのままやったら、四国じゃなく二国やったんやね。

(ちなみに、三国の時期もあります)


知らんことばっかりや。


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2007年12月 9日 (日)

名をこそ惜しめ/津本陽(単行本)。

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硫黄島からの手紙を見て、思うところあり。

何冊か硫黄島に関する本を読んでみましたが、

とりあえずは、これでひとくぎり。


名をこそ惜しめ 硫黄島 魂の記録


硫黄島の戦いの全体像を見るには、

この本がいちばん良かった。


前に読んだ「散るぞ悲しき」なんかは、

ノンフィクションと分類されているものの、

作者の想いによって、使用される資料が選定されているため、

事実がゆがめられている印象が強い。


それよりは、小説であり、著者の創作が入っているものの、

この本では、兵士目線に立った硫黄島が語られているため、

実際の戦争現場に近いものが描かれているのではないかな。


つくられたノンフィクションより、つくったフィクションのほうが、

現実的であることもあるんですね。たぶん。

戦争の真実を伝えたいという著者の想いもあるんでしょうが。


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2007年11月17日 (土)

散るぞ悲しき/梯久美子(単行本)。

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散るぞ悲しき 硫黄島総指揮官・栗林忠道」。

Amazonのレビューが総じて高評価ですね。

でも、期待してたほどではないか。


散るぞ悲しき 硫黄島総指揮官・栗林忠道


著者が栗林忠道に心酔しているからか、

やや、栗林忠道を美化しすぎなきらいがある。

それと、話があちこちにとんで読みにくい。

本に入り込めない感じがする。


栗林忠道だけを掘り下げて書いているのではなく、

硫黄島の戦いを軸に、いろんな話を書いていて、

この本だけで、栗林忠道や硫黄島の全容はつかめません。

他の本も読んで、それを補完するにはいいと思います。


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2007年11月 5日 (月)

硫黄島戦記/川相昌一(単行本)。

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副題に「玉砕の島から生還した一兵士の回想」とある通り、

著者の川相さんは、

奇跡的に硫黄島から生還を果たした一人です。

その川相さんの手記がまとめられたのが、この本。


硫黄島戦記―玉砕の島から生還した一兵士の回想


一兵隊の目で語られているため、

ミクロな視点からの硫黄島戦記です。


生と死が隣り合わせというより、

常に死神を背中に負っているような戦場。

日本軍は守備兵力20,933名のうち

20,129名(軍属82名を含む)が戦死。

捕虜となった人数は3月末までに200名、

終戦までにあわせて1,023名。

アメリカ軍は戦死6,821名、

戦傷21,865名の損害を受けた。

(Wiki「硫黄島の戦い」より)

その地獄が、淡々と語られた感じ。


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2007年11月 4日 (日)

栗林忠道 硫黄島からの手紙(単行本)。

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映画で興味がわいたので、読んでみた。

栗林中将が家族宛に書いた手紙がまとめられた本。


栗林忠道 硫黄島からの手紙


太平洋戦争の軍人については、

天皇陛下万歳のもとでの玉砕のイメージが強く、

冷静な判断力を失っている

(自分の頭で考えることが許されない)

状態なのかと思っていたら、

この手紙を読むと、そうではないですね。

公言できるかどうかは別として。


米国の戦力や、日本の国力から、

敗戦は覚悟のうえ、

一日でも長く、硫黄島を守ることが、

日本の国益(ひいては家族の無事)につながるとし、

死地へ赴いたということ。

やがて避けられぬ自らの死を前に、

手紙には家族への心配ばかり。

こうも、冷静にいられるものなのか。

死を受け入れた人間の精神とは、どういう状況でしょう。


手紙には、くどいほど、家族への指示が述べられてます。

空襲に対する心構え。疎開の進め。

これは、微細に繰り返し書かれています。


三女、たこちゃん(たか子)には、子煩悩なお父さんの一面。

長男、太朗には、厳格な父親の一面。

(漢字の間違いを、よく指摘されている)

妻、義井には、夫としての心遣い。


最前線にいながらにして、

しかも自らは生きて帰れぬ覚悟での、

この几帳面さには、驚きます。


感動というよりは、

地獄の中で、人間らしさも失っていず、

なにか救われる思いがしました。

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2007年9月27日 (木)

反転/田中森一(単行本)。

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反転―闇社会の守護神と呼ばれて


検事から弁護士に転身し、

闇社会の守護神とまで呼ばれるようになった筆者。

本人自らが、その半生を綴ったノンフィクション。

さまざまな登場人物が実名で登場し、

暴露本の様相も呈しています。


日経ででかでかと広告が載っていたので読んだんですが、

あんまりおもしろくなかった。

(Amazonのレビューでも、すごく評価が高いですね)


内容はすごいけど、

本人が書き下ろしたというだけあって、

話が断片的で、前後するので、非常に読みにくい。

同じ内容で、関係各所に話を聞いたうえで、

ノンフィクション作家が書いたらすごくおもしろそう。

そんな感じ。


世間の多くの人々は知らないアングラな世界。

正義というのは、金と力があってこそ。

なにが正しいのか、なにが悪なのか。

おそろしいような、むなしいような。

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2007年9月 5日 (水)

水滸伝(17)朱雀の章/北方謙三(単行本)。

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これを読んだら、あと2冊。

なんか、遅々としてページが進まなかったけど。


水滸伝 (17)


もう、終盤ですよ。

また、たくさんの人が倒れていきます。

ただ、次世代の息吹も感じられるかな。

楊令伝への複線になっているんでしょう。


以下、ネタバレメモ。


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2007年8月25日 (土)

不都合な真実/アル・ゴア(大型本)。

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ちょっと前に、話題になっていた本。

前回のアメリカ大統領選に落選したアル・ゴアが、

自らが行っている環境問題のプレゼン資料を本にしたもの。

長い文章は、ほとんどなく、

写真と、文字によって、

危機的状況にある地球環境を訴えるものです。


不都合な真実


写真で語られる真実は、

確かに心に響くものはある。


このまま温暖化が進んで、

海面が5~6メートルあがることになれば、

沿岸の土地の多くはなくなってしまう。人事ではない。

(世界には、海面上昇により、

家や土地が侵食されてなくなった人もいますしね)


環境問題は、もう待ったなしのところまできている。

それなのに、自分を含めた多くの人々は、

日々の利益追求のほうが大事です。

この本も、クーラーのきいた部屋で読んだし。


近い将来。抜き差しならない状態になって、

社会のシステムを変えないといけなくなるんでしょう。


一読の価値はあるかと思います。


映画も観ておこうかな。


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2007年8月15日 (水)

水滸伝(16)馳驟の章/北方謙三(単行本)。

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けっこう前に読んだ。


水滸伝〈16〉―馳驟の章


この巻でも、宋、梁山泊ともに、主力人物の死が。

クライマックスの総力戦に向けて、

闇の手が暗躍しています。


以下、ネタバレメモ。

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2007年8月 3日 (金)

水滸伝(15)折戟の章/北方謙三(単行本)。

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水滸伝〈15〉折戟の章


読んで、だいぶ経ってからの更新。


息づまる戦いが続きます。

攻勢に出る宋軍に、守勢にならざるを得ない梁山泊。

また、主要キャラが死んでいきます。


以下、ネタバレメモ。


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2007年8月 2日 (木)

幸福論/須藤元気(単行本)。

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格闘家の須藤元気が、

四国八十八ヶ所を巡り、感じたことを綴ったエッセイ。

幸福論


読んだ感想。

ぜんぜん面白くないです。


自分の知識を総動員して、

おもしろいことを書いてやろうという臭いが鼻につく。


きれいな写真がたくさんあっていいんですが、

本人が映っている写真が多くて、なんか萎える。

お遍路の孤独感がない。


愛媛県の本屋では、

この本を、平積みしているところが多いので、

興味を持って読んだんですが、買ったら損する本ですね。


一箇所。

~~から見る愛媛市内は絶景だった。

と書いているところがあって、

愛媛市って。。。それも、非常に萎えた。

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2007年7月30日 (月)

しゃばけ/畠中恵(文庫本)。

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なにかで話題になっていて、

作者が高知県出身(同郷)ということを知り、

ちょうど文庫本が出ていたので購入したのがいつのことだったか。

そのまま、部屋の片隅で眠っていた本。


本屋で平積みにしてあるのを見かけたりするので、

売れてるみたいですね。かなり。


しゃばけ


読んでみると、なるほどおもしろい。

調べてみると、シリーズで6冊も出てるじゃないですか。


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2007年7月 6日 (金)

水滸伝(14)爪牙の章/北方謙三(単行本)。

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なんか重苦しくなってきた気がする14巻。

読み疲れただけなのかもしれないが。


水滸伝〈14〉爪牙の章


宋が攻勢に転じてきているので、

局地戦に勝利をおさめたとしても、多勢に無勢。


梁山泊に未来が見えないというか、苦しい戦い。

また、優位に立つことがあるのだろうか。

それとも、このまま追い詰められていくのか。


まだ、見せ場があるはずだとは思うけど。


以下、ネタがモロバレ。


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2007年7月 5日 (木)

ダカフェ日記(単行本)。

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なんか久しぶりに本を買った気がする。


Amazonに予約注文していたダカフェ日記が今日届いた。

期待通りの出来。

P1010511


人気サイトが本になったものなので(サイトはこちら)、

当然、サイトで見えるんですが、

やっぱり本で読む(見る)のがいい。

布製の表紙もいい。


気持のいい本です。

P1010512

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2007年6月24日 (日)

水滸伝(13)白虎の章/北方謙三(単行本)。

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12巻から、ちょっと間が空いた。13巻。


水滸伝〈13〉白虎の章


この巻の最大の盛り上がりは、朱仝。

相方・雷横の死が壮絶でしたが、

朱仝もそれに負けじと奮迅。

皮膚の下がザワザワするような闘いでした。


以下、ネタバレメモ。


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2007年6月16日 (土)

矢沢永吉激論集 成りあがり(文庫本)。

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成りあがり―矢沢永吉激論集


言わずと知れた矢沢永吉。

28歳のときに、これまでの人生を語った本。

しゃべり口調で書かれています。

構成は糸井重里。


この人の歌をちゃんと聞いたことがないし、

人間や生き方もほとんど知らない。


この本を読んで、

矢沢永吉の自信がどこから出てきているのかわかった。

気がする。


それだけのことをやってきた、という自信。

そして、成功した、という自信。


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2007年6月11日 (月)

水滸伝(12)炳乎の章/北方謙三(単行本)。

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12巻。炳乎の章。


炳乎ってなんだ?と調べてみると。

へいこ【炳乎】

光り輝くさま。また、非常に明らかなさま。

明白。炳然(へいぜん)。

「燦爛たる彩光は、―として昔から現象世界に実在して居る/草枕(漱石)」

ということらしいです。


水滸伝〈12〉炳乎の章


晁蓋の死。

その事実を受けた、梁山泊はいかに。


以下、ネタバレメモ。


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2007年6月 9日 (土)

カンバセイション・ピース/保坂和志(文庫本)。

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前から読みたいと思っていた本。

文庫本になって、新潮文庫の100冊に選ばれていたので、購入。

やっと、読み終えた。


カンバセイション・ピース


読み始めは、この人の世界観が独特で、

これは、好きな作家を発見したかも!

と、やや興奮を覚えたけど、それは最初だけ。


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2007年6月 8日 (金)

水滸伝(11)天地の章/北方謙三(単行本)。

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ショックなことがありました。


手元に、この11巻と12巻を置いて読み始めたのですが、

間違えて、12巻を手に取ってしまい、しばし気付かず。

ネタバレもネタバレ。衝撃の事実を知ってしまいました。

なんか、話が飛んだなぁ、とは思ったんだけど。


水滸伝〈11〉天地の章


ハッピーエンドでないだけに、

結末が近づいてくるのが怖い思いで読み進めています。


以下、ネタバレメモ。


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2007年5月25日 (金)

水滸伝(10)濁流の章/北方謙三(単行本)。

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ついに10巻まで、読破。

この巻までが、第二部でした。


水滸伝〈10〉濁流の章


この巻の見どころは、

官軍の名将・呼延灼率いる官軍との対決。

戦があると一気に読めますね。


以下、ネタバレメモ。


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2007年5月22日 (火)

水滸伝(9)嵐翠の章/北方謙三(単行本)。

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いよいよ9巻。いよいよ半分です。


図書館で、なかなか借りれず、

8巻から、だいぶ間が空いたので、ちょっと忘れかけ。

物語に入り込むまで時間がかかった。

誰だっけ?みたいな人もいるし。

忘れた登場人物は、コチラをチェック。


水滸伝〈9〉嵐翠の章


以下、ネタバレメモ。


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2007年5月19日 (土)

竹光侍-1(マンガ)。

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最近マンガを買うことはほとんどないですね。

別に、買いたいのがなくて。


久しぶりに買ったのがこの竹光侍 (1)

竹光侍 1 (1)


スピリッツでやってるらしいです。知りませんでした。


絵は、松本大洋。


原作が永福一成という人。

この人は、松本大洋のアシスタントをやっていたこともあるようです。


続きを読む "竹光侍-1(マンガ)。"

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2007年5月 8日 (火)

ゆっくり歩け、空を見ろ/そのまんま東(単行本)。

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ゆっくり歩け、空を見ろ


東国原 宮崎県知事ブーム。

毎週、テレビに出てますよね。


選挙前、「そのまんま東」が当選するようでは、

宮崎県民はバカだと思ってましたが、

東国原知事の精力的な活動を見ていると、

宮崎県民の選択は賢かったと思います。

ごめんなさい。


今後、どうなるかわかりませんが、

この数ヶ月の広告効果だけでも、すばらしいものがある。

あと、県政への関心もものすごく高まっているのでは?


そのブームにのって、

「そのまんま東」本を読んでみました。


つまらないタレント本かと思っていたら、

そんなことない。

期待に反して、けっこうおもしろかった。


以下、ネタバレ含むかも。


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2007年5月 7日 (月)

不肖・宮嶋 誰が為にワシは撮る/宮嶋茂樹(単行本)。

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不肖・宮嶋 誰が為にワシは撮る


不肖・宮嶋こと宮嶋茂樹氏。


最近、テレビによく出てませんか?

たまたまかな。


この人は、きれいごとを言わない。ごまかさない。

本当のことを言おうとしているし、

ただ言うだけではなく、行動力がある。


だからこそ、その言葉に重みがあって、

こういう本が出せるんですね。


写真集なのに、雄弁。

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2007年4月20日 (金)

水滸伝(8)青竜の章/北方謙三(単行本)。

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8巻までやってきました。


水滸伝〈8〉青龍の章


いよいよ、官軍との、力勝負がはじまります。

梁山泊の胸先に突き付けられた独竜岡の罠。

官軍、一万人の精鋭が集結。

闘いへの準備は着々と進んでいます。


さて、どうなるのか。


以下、ネタバレメモ。


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2007年4月15日 (日)

水滸伝(7)烈火の章/北方謙三(単行本)。

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7巻。まだ、半分いってない。

まだまだ楽しめるよ。ちょっと疲れてきたけど。


水滸伝〈7〉烈火の章


この巻でも、わりと主要キャラが命を落としました。

大きな戦もあって、おもしろかったね。


以下、ネタバレメモ。


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2007年4月10日 (火)

水滸伝(6)風塵の章/北方謙三(単行本)。

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楊志の死を引きずったまま、6巻へ。


水滸伝〈6〉風塵の章


間で、楊家将 を読んだため、

楊志に対する思い入れが余計に強くなってしまってます。


まあ、死んだものはしょうがなくて。

あとは、楊令の成長していく様を楽しみに。


以下、ネタバレ、メモ。


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2007年4月 4日 (水)

楊家将(上・下)/北方謙三(単行本)。

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おもしろい。

水滸伝に比べると、登場人物が多くないし、

ひと息に読めます。

楊家将〈上〉


上巻は、

時代背景とか、それぞれの人物に入り込む時間。

下巻になると、もう一気呵成ですよ。

下巻は、一晩で読んだ。

楊家将〈下〉


楊業、49歳。


騎兵を率いて比類なき強さ。

しかも、息子が六人。

楊家に並び立つものなし。


以下、ネタ、バレまくり。


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2007年3月27日 (火)

水滸伝(5)玄武の章/北方謙三(単行本)。

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5巻 玄武の章。かなりおもしろかった。


水滸伝〈5〉玄武の章

続きが気になって、一気に読んだ(といっても2日)。


パッと目次を見て、あれ、章が4つしかない(全部、地のなんとか)。

重めの話なのかな、と推定。読んでみて重いと言えば重かった。


最初からおもしろかったんだけど、

読み終わった後に頭を支配するのは、やはり楊志の死。


死んだのか。。。


まさか死ぬとは思ってませんでした。

三国志でいうと、関羽が死んだ時のような衝撃。


どんどん楊志の存在が大きくなり、

梁山泊のナンバースリーに名を連ね、

いまや、二竜山の楊志はもうひとつの旗印。

って、死亡フラグでしたか。そうですか。


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2007年3月26日 (月)

水滸伝(4)道蛇の章/北方謙三(単行本)。

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水滸伝 (4)


もう4巻、まだ4巻。


宋江たちが逃亡したことによって、

物語りは新たな展開を見せてきました。


ついに、李富の手が宋江の身まで伸びてきた。


馬桂を利用して、梁山泊の情報を得ようとする清蓮寺。

策謀うずまいてきましたよ。


信じて裏切られたら、

それは自分に裏切られたようなものだ、と思うしかない。

と、宋江。


宋江たちを追って逐電した雷横。

男は死に場所を選べない。しかし、死に方は選べる。

部下の柏世は、その通り、死んでしまいましたが。


要所、要所に女性が係ってくるわけで、

清蓮寺に利用される馬桂はかわいそうですが、

馬桂に好意をよせる李富の、人間らしい面も描きつつ、

さまざまな人間模様が展開されていきます。

李富と馬桂の関係は、無理やりっぽいですね。


あと、かなりの情報網を持っていながら、

李富の動きを見つけられない梁山泊って。。。


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2007年3月19日 (月)

水滸伝(3)輪舞の章/北方謙三(単行本)。

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ずんずん読み進めています。

水滸伝〈3〉輪舞の章


この巻は、楊志ですかね。目立つのは。


迷いを持ちながら官軍に仕えていた楊志が、

賊徒を探索するとの名目で逃亡。


魯智深とともに、二竜山の賊徒を打ち払い、その頭目へ。

主要人物の周囲にいろんな女性がからんできますが、

楊志には、済仁美。それと、養子として楊令ね。

そんなこんなで、自らの迷いが吹っ切れつつある楊志。

生き生きしてきました。


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2007年3月12日 (月)

水滸伝(2)替天の章/北方謙三(単行本)。

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梁山泊を手に入れるまでの第二巻。

水滸伝〈2〉替天の章

おもしろい。


武松の話からはじまって、

公孫勝をはじめとしたあたらしいキャラも出現。

多種多様な登場人物を、覚えていられるのか。それが心配。


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2007年3月 4日 (日)

水滸伝(1)曙光の章/北方謙三(単行本)。

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最近、文庫版が刊行された北方謙三の水滸伝。

水滸伝 (1)


この人の書いた三国志がかなりおもしろかったので、

(王安が死ぬところで泣いた)

読みたいと思っていた本。

文庫が出始めたとき、

よっぽど買おうかと思ったけど我慢して、

この前、図書館で借りてきた。


市民図書館で本を借りたのは、多分10年ぶりくらい。

けど、考えたら、自分の家からだと、

本屋より図書館の方が近いのではないかという事実。

図書館は利用するべきですね。


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2007年2月22日 (木)

きんこん土佐日記(マンガ)。

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ずっと欲しいと思いよったきんこん土佐日記

やっと買うたがよ。

愛媛の本屋には売りよらんけんねー。


高知に帰ったとき、買うたらええがやけんど、

忘れちょったり、本屋寄るががめんどくさかったりで、

ぜんぜん買えんかったがよ。


Amazonで買うちゃろか、と思いよったがに、売り切れやって、

この前、またAmazonで売りよったがを見つけたけん、注文して。

ほんで、それが今日届いたいうことよ。

(高知新聞社とかで売りよるけど、送料がいるけんね)

Pict0233_1


このマンガ、高知新聞の夕刊で連載しよるらしい四コマながやけど、

土佐弁まるだしで、それが、ざまにおもしろいがね。


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2007年1月25日 (木)

無名/沢木耕太郎(文庫本)。

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沢木耕太郎の無名


無名


脳出血で入院した病床で、

死期をむかえつつある父親。

それを見つめる筆者。

ドキュメンタリーです。


帯には、

息子は

どのように

父を

見送るのか?

の文字。


心を引かれ購入。


あんまり、おもしろくなかったな。。。


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2007年1月10日 (水)

孤独のグルメ(マンガ)。

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孤独のグルメを読んだ。

孤独のグルメ

何度も読み返せるマンガとの評判どおり、おもしろい。


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2006年11月 8日 (水)

憲法九条を世界遺産に(新書)。

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いかにも奇をてらった題名。


ちょっと立ち読みして、おもしろくなさそう。。。

けも、読んでみたいと思って購入。

憲法九条を世界遺産に

結果。おもしろくなかったです。


大仰な題名をつけた割りに軽い。

ま、読まないとずっと気になったと思うので、

そういう意味では読んでよかった。


気が向いたら感想を書きます。


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2006年10月 4日 (水)

対談中国を考える(文庫本)。

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歴史小説界の二台巨頭。

司馬遼太郎さんと陳舜臣さんの対談です。


対談 中国を考える


今、中国と日本の関係はなんかギスギスしていますが、

昔は違います(当然ながら)。

司馬さんの話しぶりは、中国に対するあこがれというのか、

遠く離れた故郷を思うようですね。


日本人は、本来、

中国に対してそういう心を持っていると思うんですが、

政治レベルでも仲良くできないものでしょうか。

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2006年8月28日 (月)

少女ファイト/日本橋ヨヲコ(マンガ)。

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イブニングで連載している日本橋ヨヲコ少女ファイト

おもしろいですね。


前のG戦場ヘヴンズドア も良かったけど、

今度のほうが、女子バレーが題材ということで、

一般受けする予感。


少女ファイト 1 (1)

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2006年8月15日 (火)

西の魔女が死んだ/西本香歩(本)

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西本香歩さんの西の魔女が死んだを読みました。


新潮文庫の夏の100冊コーナーにあったのと、

本屋(明屋書店)で「泣ける!最後の数ページがホニャララ」

などのポップがうってあったので、

適当に買ってみた(別に泣きたいわけじゃないけど)。


西の魔女が死んだ


以下、感想。

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2006年8月 6日 (日)

戦雲の夢/司馬遼太郎(本)

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司馬さんの戦雲の夢を読みました。


一時は四国を切り取ったものの、

秀吉の圧力に屈し、

その軍門に降った長曾我部元親。

元親の四男にして、

長曾我部家の家督を継いだ盛親の物語です。

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