のいち動物園。
ぐるっと一周できるプールで活発に動くアシカ。
レッサーパンダが木登りをはじめた。
どんどん上って、こんな上まで。
するする登って、パッパッと降りてきました。
カワウソがミューミューないて、すごく愛らしい。
この2匹はコツメカワウソという種類ですが、ペットとする目的で密輸入されたものが、空港で検挙され、生き残ったものだそうです。生まれた直後の赤ちゃんのときに、ポケットなどに隠して日本に持ち込まれるのだそうで、赤ちゃんの多くは死んでしまうとのこと。この2匹は、奇跡的に生き残ったということです。
ただ、コツメカワウソというのは、(群れではなく)家族で暮らすのだそうで、赤ちゃんのときに親から泳ぎ方を教わるはずが、それがされていないため、この2匹は泳ぐことができないとのこと(驚)。だから、陸地からミューミュー鳴いて、ずっとエサをねだってる。テレビ番組で、カワウソを飼ったりするのがあって(志村けんの番組で青木さやかが飼ってたやつでしょう)、違法な手段でも、カワウソを飼いたいという(バカな)人がいるのだそう。
(以上、エサやりをしていた飼育員の人が丁寧に教えてくれた)
メディアの動物の取り上げ方に、問題がありそうです。あと、それに乗せられる個人も。
チンパンジーの飼育員の人も、メディアの動物の取り上げ方には憤りがあるようでした。
それで、こちらが、竹の棒を使って、エサをとるチンパンジー。
ここでも、飼育員の人が冷静に、しかし熱く語ってくれた。
このチンパンジーは、人間でいうと30歳くらいの年齢で、人間の子供(6歳くらい)程度の知能を十分に持っているそうです。竹の棒を何種類か使って、上手にエサをとってます。
人間がからかっているのがわかるそうで、しつこくからかっていると、走ってきて、強化プラスチックの壁にドンとぶつかってくる(すごい勢い)。あと、なにか投げたり。これは、自分の力を誇示するためのようなんですが、チンパンジーにすると、「弱いくせにふざけるな」とでも思っているのでしょう。
飼育員の人が言うには、人間は卑怯だから、壁があることを知っていて、からかうことをやめない、と。チンパンジーの社会では、強いものをからかってはいけないというルールがある。それを守らない相手に対して、壁を蹴って脅かすとのこと。ちゃんと、どこの壁を蹴れば大きな音がするかも理解しているそうです。
写真のチンパンジーが、竹の棒でエサを獲るのを飽きた頃、飼育員の人が「やってみますか?」というので、ツレの人が手前の穴から、ニンジン落としにチャレンジ。すると、その途端、チンパンジーが走ってきて、ドン!と。びっくりした。自分のエサだから、人がやると怒る(脅かす)のだそうです。人間の子供と一緒で、人がさわりだすと、また欲しくなるとか。飼育員の人は、「そうなると思ってやってもらったんですけどね」と言ってた(苦笑)。
いろいろ話してたとき、子供がやってきたその瞬間。チンパンジーがドン!!とぶつかってくる。聞いたところ、その子供は、さっき、チンパンジーをからかっていたそうで、それをちゃんとチンパンジーは覚えているんだそうです。ふざけたことをする人間に対しては、ここにいる全てのチンパンジーが見ていて、からかわれたチンパンジー以外の個体が、その人間に対して脅かしたりするそうです。
飼育員の行動もちゃんと見ていて、贔屓をしたり、間違った叱り方をしたりしていると、相手にされないそう。チンパンジーの社会も厳しいね。
チンパンジーが怒ったり、物を投げたりするのには、人間がその原因となっていることが多いのに、メディアはおもしろおかしく、チンパンジーの行動のみを取り上げるので、本質が伝わらない、というようなことを言ってた。
いろいろ考えさせられる。
展望台みたいなのがあって、キリンを上から見下ろせる。写真では、伝わりませんが、すごく近くにキリンがいて、迫力でした。
おもしろかった。
「人も動物もいきいきと」という言葉どおり。
チンパンジーには教えられるし、テナガザルは写真も撮れないはやさで飛びまわってるし、カワウソはかわいいし、キリンは大迫力。
トラも、ライオンも、シロクマも見てないけど、大満足。
■ 高知県立のいち動物公園
高知県香南市野市町大谷738
TEL 0887-56-3500
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